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しごと帰り  其の弐

インレー湖をボートで進んでいるとき、


水牛に、横すわりしてまたがる女の子を見つけた。

ミャンマー人がみんな使ってるシャンバックと言う斜めがけのバックと、
巻きスカートのロンジー、そして水牛に乗る姿。

その姿がなんともかわいらしくて、私は彼らに目を奪われた。

しかし、ボートは彼らをあっという間に追い越していき、見えなくなってしまった。



インレー湖の中にある、仏教遺跡

そこは近年やっと観光客に開放された遺跡だと言う。

広すぎる遺跡でさまよっていたら、

あの女の子と水牛を見つけた。

私はうれしくて、走って追いかけたけど、追いつかなかった。




黄金の夕日に輝く夕暮れ時

ともに一日の畑仕事を終えて帰るその後ろ姿は、

手をつないで歩く友達同士のように、私の目には映っていた。



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牛と人が同じ歩幅であるく。

そんな国 ミャンマー。
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by atsuko-sunaoni | 2009-12-25 14:26 | ミャンマーでの出会い

しごと帰り

ミャンマーにある観光名所


インレー湖


観光名所っていったって、ミャンマー自体に観光客がそんなにいないから、

のどかなミャンマーの暮らしを垣間見ることができる貴重なところだった。



ミャンマーの人ほど、水牛と仲良しだったところはなかった。

水牛がいれば、そこには必ず人がいる。

人がいれば、そこには必ず水牛がいる。

一匹と一人。

それは必ずと言っていいほどセットだった。





夕方、仕事が終わって家に帰るところだろう。

こうやってみんな水牛と一日をともにしている。


水牛にのる少年と 水牛と。


それは、親友といるかのような安心感が両者にあるように見えた。



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by atsuko-sunaoni | 2009-12-25 03:08 | ミャンマーでの出会い

しかたない

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しかたない。


確かにその通りだ。



友達の家の近くにネパール料理屋さんがあって、最近そこにご飯に行く機会が何回かあった。


しかしこの店、寒い寒い。
入り口の扉は開放しっぱなし。
暖房も入れない。

頼むと扉をしめて暖房を入れてはくれるが、それでも寒い。。。で、コートを羽織って食事する。
せめてストーブくらいたいてくれたら良いのに〜!なんて思いながら、素朴な疑問をネパール人の店主になげかけてみた。


「あなたは寒くないの?」


返って来た答えが


「寒いけど、仕方ないでしょ。」



なるほど。
確かにそうだ。


寒いのは変えがたい現実で、まずそれを受け入れるべきだった。

冬でも屋内が暖かいのは当然だと思っていた自分を反省。


寒い→暖房入れる→暖かい


なんてことは、すんごい贅沢な事なんだなぁ。



当然の様につけていたストーブに、有り難みを感じる今日この頃。



薪を取りに行かなくても火がたけるって凄いなぁぁ。



写真は職場近くにて。こういうのがあちこちにある東京って、すんごいなぁ。
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by atsuko-sunaoni | 2009-12-20 22:16 | 奄美大島での出会い

最近、やっと近辺が落ち着いた。


引越して落ち着き、やっと仕事が始まり落ち着き、会いたい人々に会えて落ち着き。


そんな訳で、心のゆとりが出たので、ずっと見たかった寅さんシリーズの制覇に取りかかりました。


今回見たのは第一話。


笑った。
泣いた。
しみた。


親とケンカして家を飛び出て、それでもずっと深い愛を家族に抱きながらふーてんを続けて、ある日ひょこっと何もなかったかの様に家族の元に帰る。

でもやっぱり家族と一緒にいると衝突が続いて、トラブルメーカーになっちゃって、家に居ずらくなっちゃう。
そして失恋して、
そしてまた旅に出る。


また家族を思いながら、旅を続け、素敵な人々と出会い続けていく。



旅 家族 友人




旅人って、そんなもんなんだと思った。
旅に大した理由なんてない。

帰るところが無いだけ。


でも、それで良いんだ。
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by atsuko-sunaoni | 2009-12-11 21:37 | 奄美大島での出会い

わたあめと少年

ネパールの首都 カトマンズ。

ツーリストタウンのほど近くに、ダルバール広場がある。

ダルバール広場と呼ばれるものはネパール全土にたくさんあり、

それは王宮のことを指す。

クマリ(生き神様)が住む館のあるそのダルバール広場で

私はその中の寺院のひとつに登り、

ピーナッツのかすと、ごみだらけの段に腰をかけ、クマリの登場を待っていた。

現れるかもわからないクマリを、一時間は待っていただろうか。

あたりはもう夕暮れ時で、気温も低く、寒かった。


そんな広場で、私の目を引いたのが

鮮やかなピンク色をしたわたあめを売る少年の姿だった。

ピンクのわたあめを担いだ、小さな少年。

広場を所狭しと動いている彼の姿は、私の視界に良く写りこんでいた。


私がいる寺院にもやってきて、わたあめを懸命に売っている。

大人たちに馬鹿にされて、からかわれて

それでも一歩も引かずに険しい表情で大人とやりあう少年。



ふと、私の前で足を止めて、子供の顔に戻った。

私はわたあめを少年から買った。一個5ルピー(5円)ほどだった。

カメラを向ける私に、はにかむ少年。



その後しばらくして、売り上げ金を握り締めて、友達と屋台でご飯を買う彼の姿を

私は寺院の上から見つめていた。


そんな彼をみて、私はクマリなどもうどうでもよくなり

停電中のタメルへと戻っていったのだった。



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働くこと。

生きること。

食べること。



それがシンプルであるほど、美しいと

ネパールでたびたび思った。
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by atsuko-sunaoni | 2009-12-04 23:27 | ネパールでの出会い