いま

最近、未来と今を行き来しながら、どうしたものかと考えている。
やりたいことはあれど、それをするタイミングは今ではない。
じゃ、今はどうしよう?って今を歯がゆく感じたり、
未来を思って不安になったり、無駄なことを良くやっている。



「死んだら、死んだお父さんやお母さん、兄弟に会えるんだよ。
こんな楽しみな事はないよ。
だから、死ぬのはちっとも怖くないよ。
死ぬも楽しみ。生きるもまた楽しみ。」


いさおじは言う。


ひとつの土地で90年間生き続ける人の言葉は重い。

その言葉から、彼がどれだけの苦楽を家族と共にし、
回りの人々との関わりを大事にしてきたのか、
家族を愛し、土地を愛して生きてきたのか、伝わってくる。

人生に悔いはなく、また未来への欲もない。
ただ、今を楽しんでいる。
そんな風にも感じる。


そして、それはとてもシンプルなんだけど、
人間として一番幸せな事なんじゃないかって思う。


人生って

家族や身近な物事との関わりを大事にしていれば、
それが今を感じる事になり、
今を楽しんでいることになるのかな。

いさおじはこんな事を言っていた。
「人と会う時はいつも、一生の友だと思って会うよ。
初めて会う人でも、これからもずっと友達だって気持ちで会っているよ。」

だから、ひとつひとつの関わりが丁寧で、愛情があるんだろうな。

「ここに一日座っていても、食べることに困らないよ。
色んな人が色んなものを持ってきてくれるからね。」
っと笑う。

実際、私がいる数時間だけでもいつも数人の人がやってきて、
やれ珍しい魚があったとか、おかず作ったとか、もってくる。

みんな、いさおじを愛しているんだ。

私も、未来ばかり見てないで、、
今目の前にいる人・物事との関わりを大事にしていきたいな。




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いさおじと黒糖。
いさおじが作る黒糖は、もの凄く濃厚だ。
左手の指は、もう何十年も前に農作業中に失った。
「まだ生えてこないねぇ。」っといつも冗談を言ってみんなをからかっている。
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by atsuko-sunaoni | 2010-10-22 01:04 | 奄美大島での出会い
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