えらいこっちゃ

今日は、チベット展を見に上野まで行ってきた。

11月にダライ・ラマの講演会に行くのに備えて、チベットの事を少し勉強しておこうかと思ったからだ。

なんかこう、チベットの歴史とかが分かるかしら?なんて思って。


で、美術館に入って10分もしないうちに、これはとんでもない所に来てしまったと思った。


えらいこっちゃ!

えらいこっちゃ!

これ、良いの?

と。

急に空気が重く感じて、どっと疲労感に襲われた。

そこには、チベット仏教における貴重な仏像や曼陀羅がところ狭しと展示してある。


宗教的にこんな貴重なもんを、こんなところで、なんの有り難みもない日本人が見てていいんかい?しかも、中国の管理の元でだ。

早くチベットへ返してあげて欲しい。。

ネット上で、このチベット展を非難する人権団体の文を読んではいたけど、なんでそんなに怒ってるの?って思ってたけど、、実際行ってみたら、大変なこっちゃ〜!だった。


少なからず、ネパールでチベット仏教徒の痛々しいくらいの信仰心を見ているだけに、目の前にある仏像の有り難みの分からない自分が、何だか申し訳ない気分になった。


絵画とか、芸術は国外に持ち出しても良いと思うけど、宗教的な物は、その信仰がある所にないと何の意味もない。


これらの仏像は、もう何年もこうやって先進国で展示され続けてるみたい。


あるべき所に、早く帰って欲しいと切に感じたのでした。


見たかったら、こちらから出向いて拝みに行かなきゃならないくらい素晴らしいものばかりだったと思う。


何だか複雑な気持ちになった。

そんな今日この頃。
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by atsuko-sunaoni | 2009-09-25 01:17 | 奄美大島での出会い
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