ミャンマー記 瞑想センター見学 バスに乗って

翌日の昼過ぎ、インドカレー屋で、ネパールで食べて以来の久々のダルバートをたらふく食べ、満腹感と満足感に満たさていれた。

ダルバートの事を簡単に説明すると、わんこカレーである。そう、おかわりし放題。無くなりそうになると、すかさず店員がカレーやご飯などを持って来てついでくれるのだ。
肉はおかわり不可。でも野菜のタルカリ(惣菜)とダル(豆カレー)とご飯はいくらでもおかわり出来る、とても素晴らしシステムなのです。
ネパールにいた時には、山盛りご飯を二回はおかわりしていたものだ。

ミャンマーにはインド系ミャンマー人も目立つ。よって、食事もインド系のものがあるのだ。

食事を済まし、これから瞑想センターに見学に行くのだ。

地図で見ると、チャンミとマハシは同じ通りにあり、チャンミの方が手前にあるので、チャンミから見に行く事にした。チャンミは、ヤンゴンの他に、静かな森の中にもセンターを構えているらしかった。

ダウンタウンからタクシーで20分くらいで到着。タクシー料金は3ドル。高いのか安いのか分からない。


受け付けで、瞑想したい旨を告げた。

すると、受け付けの中年女性が何やら説明してくれるが、何が何だか分からない。

で、担当者を呼ぶから待っていろ っと言っているらしいので、指示された場所で待つ事数分。

あずき色の袈裟を来た40歳を過ぎたばかりくらいのお坊さんが現れた。

非常に英語が堪能なお坊さんで、英語が苦手な私にも分かりやすい英語で話してくれた。

瞑想したいこと、でもヤンゴン市内は騒がしくて嫌だと言うこと、を伝えた。


瞑想について色々と説明をしてくれた。瞑想期間は最低で10日間であると言うことや、瞑想の心得など。


そして、思い出した様に言った。
今日、森の中にあるセンターへみんなで行く予定になっている。バスを一台を出す予定だから、君も一緒に来て見学したらどうかな? っと言ってくれた。

バスはもちろん無料だし、帰りも一緒に乗れば良いとの事。

三時頃にバスは出るので、近くのお寺でも見て時間になったら戻って来なさいと言われた。


なんてラッキーな事だろう。もちろん一緒に行かせもらうことにした。


約束の時間までの一時間ちょっとは、散歩して潰した。

ダウンタウンから離れているこの辺りは、大通りはあるものの、そこそこ静かな上に、衛生面もさほど問題ない。

ヤンゴンも、ダウンタウンを外せばなかなか快適なのかも知れないなっと思った。

しかし、ホテルはダウンタウンに集中しているし、食事や情報収集をするのにも、ツーリストはダウンタウンに宿を取るのが便利だ。
と言っても、ツーリスト自体が非常に少なく、ダウンタウンで見かけたツーリストはヨーロッパ人数人だけだった。


約束の時間、チャンミに戻った。

中ではまだお経が読み(唄い?)あげられており、出発までまだ時間がかかると言われたので、木陰で待つ事にした。

私が暑そうにしていたら、隣に座っていたおじさんが何も言わずに、スッと、自分が使っていたウチワを私に差し出してくれた。
それは、ごく自然に、当たり前の事の様だった。


ミャンマーのお経は可愛いらしい。

みゃ~!みゃ~!みゃ~!

な~む な~む な~む…

これが私のお気に入りフレーズだ。
あとは何を言っているのかさっぱり聞き取れない。
唄い、語る様にお経を読む。非常に心地良い。瞑想期間は、夕方に読まれるこのお経を聞くのが毎日の楽しみだった。


午後4時もまわったころだったろうか。やっと出発となった。

バスは女性だらけだった。沢山の尼さんと、瞑想修行者と、少しのお坊さんと男性が乗った。
男と女が隣り合ない様に座っていた。
満員のバスが出発した。

通路を挟んで私の隣に座っていた40代くらいの女性が、バスの前方に向かって、ずっと手を合わせて、頭を下げていた。

後で知ったのだが、このバスの一番前に、チャンミセアドが乗っていたのだ。
つまり、チャンミメディテーションセンターのトップだ。
とても偉いセアド(お坊さん)だと言う事だった。

そんな事は知るはずもなく、私は遠足気分だった。
一時間半は走ったであろう、殺風景な森の中のセンターに到着した。


辺りは、夕日で赤く木々が色づいていた。
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by atsuko-sunaoni | 2009-08-24 00:45 | ミャンマーでの出会い
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