心から

「会いたかったよ~。」

「私も本当に会いたかったよ~。」


88歳のいさおじ
と 私の会話。

ちなみに私は泣きじゃくっている(笑)

私はいさおじに会いたくて会いたくて、この一年で、何度泣いたか知れない。


人から聞いた話だと、いさおじも、いつ私が帰ってくるのかを、いつも気にしてくれていたそうな。

いさおじは奄美大島 の清水(セイスイ)集落に住む 。
産まれてから88年間、ずっと清水で生きている。


私はいさおじが大好きで、頻繁にいさおじを訪ねては、話を聞かせてもらってた。

いさおじの話てくれる島の文化の話や歴史の話や、畑の話や、とにかく全ての話が大変貴重なものなので、学者も良く話を聞きにくる。


気取らず、偉ぶらず、誰にでも同じ様に大切な話を聞かせてくれる。

今でも一人、昔の生活を守ってる。

ガスも電気も水道も、靴さえもなかった時代から、現代までをじっと見続けてきてるいさおじ。

清水集落で生き続けてるいさおじ。

彼の言葉ひとつひとつには、経験からくる重みがあり、濁りのない心で見てきた世界を伝えてくれる。


子供の様に、澄みきった目をしている。

特別な事をしてきた訳ではない。
普通の事を当たり前に続け、普通の事を大事にして生きている。そんな人だと思う。

ただそれだけなんだけど、時代の流れに飲まれず、大事な事をしっかり守っている。

いさおじは、いまだに靴を履かずに裸足で暮らしている。

山でも畑でも。

人が人らしく生きる為の、大事な事を知っている。

私はいさおじから、沢山の大切な事を学んだ。

とにかく、大好きな人だ。

いさおじに出会えて、可愛がって貰えて、こんなラッキーな事は無いって、心から思う。


「また来いよ。」


「うん また来る。」

いつもと同じ別れ際。
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by atsuko-sunaoni | 2009-07-30 23:08 | 奄美大島での出会い
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